災害に備えてロープを持っていれば、様々なシーンで活用することができます。たった一つの結び方を覚えるだけで、物干し用のロープを張ることができます。
覚える結び方とは、ひと結びです。この簡単な結び方を組み合わせるだけで、複雑な結び方も楽々こなせます。覚える動作は、下・上・下、たったこれだけで1セットです。

ひと結び
それでは、さっそく物干しロープを張っていきましょう。
柱となるものに時計回りにまわして、下に送ります。
上にまわして、
輪っかを通して、下にまわす。
また、下からまわして上に送り
また輪っかを通して、下にまわす。
ギュッと絞れば完成。
新しいロープは表面が滑りやすいので、スルスルほどけるようならもう一回結びましょう。何回か練習しておけば、表面のツルツルがなくなり結びやすくなります。
結び方の名前は、1回なら「ひと結び」2回なら「ふた結び」と呼びます。
いろいろな結び方の末端処理としても使われ、ほどけにくくするためにも使われる結び方ですから覚えておくと便利です。
それでは、もう一方も結んでいきましょう。