水分補給の方法

夏になると熱中症によって病院に搬送される人が増えますが、水分補給から熱中症を予防する方法を考えてみましょう。

熱中症対策としてテレビなどでよく目にするのが、小まめな水分補給です。

成人では1日に2~3リットルの水分が必要とされていますが、ここで気をつけたいのが水分の補給方法、つまりどのようなタイミングでどれくらいの量を飲むかということです。

どうして小まめな水分補給が必要なのか、理解している人は少ないのではないでしょうか。

ご承知のように人の身体には血液が流れていて、体中の細胞に水分や栄養、酸素を届けています。血液の濃度が変化することで、届けられる要素も変化してしまいます。

血液濃度を一定に保つ役割をしているのが、水分です。

水分は喉が乾いたと感じたときに飲むのではなく、一定時間ごとに飲むほうが血液濃度の変化が少なく健康被害を防ぐことができます。

できれば30分ごとにコップ一杯(150cc)の水を飲むのが理想的ですが、仕事などの都合で無理なことも多いでしょう。それでも1時間ごとに水分補給をすれば、熱中症のリスクを大きく軽減することができます。

私が子どものころは「水も噛んで飲め」と教えられていましたので、熱い身体にいきなり冷たい水を飲むと身体に悪いというのを、経験的にわかっていたのでしょう。

汗をかく仕事であれば、排出された塩分を補うためにナッツ類などをオヤツとして食べると、塩分と一緒にエネルギーの補給にもなります。