仕事先や外出中の帰宅困難

災害によって電車などの交通機関がマヒし自宅に帰れなくなったことが分かったら、多くの人がまず最初に考えることは帰宅手段についてです。

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多くの人が同じ事を考えることによって、思いもよらない事態を引き起こすことがあります。そのことが原因となる被害に巻き込まれないための方法を考えてみましょう。

帰宅困難になってもすぐに移動しない

帰宅困難になって一番初めに考えるのが、自宅にいる家族のことでしょう。誰もが同じ考えになります。

体力のある人なら「自宅までの20kmや30kmは歩いてでも帰れる」と考え家路を急ぎますが、問題になるのがそのルートです。

ほとんどの人が自宅までの目安となる国道など広い道路を選びますから、当然歩道は混雑することになります。歩行者は車道にあふれて交通渋滞が発生し、必要な緊急車両が立ち往生することになります。

途中で食料や水が必要になるのでコンビニに入ろうとしても、コンビニも混雑しているか商品がなくなっていることが十分に予想されます。わずかに残った商品の取り合いになり、ケガをするかも知れません。

そんなことは有り得ないだろうと思うかも知れませんが、過去の災害では実際に起こったことです。

当時は自治体を含めて多くの団体が災害に対する意識が低かったため、災害に備えた備蓄が十分ではありませんでした。しかし、東日本大震災によって広範囲にわたる被害がでたことで、様々な問題点が明らかになりました。

各自治体では災害に備えた条例を施行し、十分と思えるだけの備蓄が用意され、それに対する補助金を設定してることもあります。

災害で帰宅困難になったことが分かったら、まず最初にすることは避難所に移動することです。