豪雪地帯の備え

冬になると北日本や日本海側の地域は、毎年のように大雪が降ります。近年は、関東地方でも予想外の積雪を観測することがあります。どのような備えをしたらよいのでしょうか。

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大雪による被害と対策

北日本では送電線に着雪し、その重みで送電線が切れてしまう事故が毎年のように発生しています。これが原因で最大5万世帯が停電になったこともあり、地元では大きな問題になっています。

送電線のトラブルは大雪による重みだけが原因ではなく、電線に日本海側の塩分を含んだ雪が付着し、強風によって電線同士が接触することでショートしてしまうこともあります。

大雪に限定した、事前の準備について考えてみましょう。

暖房器具の準備

豪雪地帯では屋根の雪下ろしや歩道の雪かきに加え、停電に対する対策もしっかりしておく必要があります。中でも欠かせないのが暖房器具でしょう。

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ファンヒーターなどの電気暖房器具しかない家庭では、反射式の石油ストーブは必須だといえるでしょう。ただし反射式の石油ストーブは熱が天井付近に溜まってしまうため、人が座っているところの室温で火力調節をすると、灯油の使用量がファンヒーターよりも極端に多くなってしまうので気をつけましょう。

反射式の石油ストーブには、天板の上で調理をしたりお湯を沸かせる利点があります。上手に活用すれば、強い味方になってくれるでしょう。

調理器具の準備

調理器具にIHしかない場合は、携帯ガスボンベを使ったカセットコンロの準備が欠かせません。ガスボンベの燃焼時間はコンロの性能によって違い、3.5kWで約1時間、2.9kWで2時間弱になります(いずれも強火で使用)。

家族の人数で1日に必要なガスボンベの数が変わってきますが停電日数は予測できないので、発泡スチロール製の箱を利用した余熱調理の活用なども考えておいたほうがいいでしょう。

食材の準備

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冬は常温で備蓄できる食材が多いため、食材についてはそれぼど気にする必要はなさそうですね。ジャガイモや玉ねぎ、ニンジンといった根菜類は冷蔵庫で保存する必要がないですし、切り方によって調理時間を短縮できます。

缶詰も保存食としては定番といえるでしょう。野菜と一緒に煮込むことで、美味しいスープになる具材もあります。

ご飯だけでは飽きてしまう人には、乾麺を用意してみるのはどうでしょうか。うどんやそば、スパゲッティといった乾麺は賞味期限が長いので、普段使いしながら追加しておくと、無駄なく保存食として食べることもできます。

毎年大雪が積もる地域では冬季には普段の生活にも制限ができてしまいますから、備えを万全にすることで少しでも快適に過ごせる工夫が必要ですね。