帰宅経路の確認

被災後に徒歩で帰宅するケースを考えてみましょう。公共交通機関は期待できないため徒歩で帰宅することになりますから、帰宅経路を事前に確認しておくことが必要です。

hazardmap

東京都の試算では職場から自宅までの距離が10km以内であれば、全員が翌日までに帰宅できるとされています。

20kmを超えると翌日までの帰宅は困難とされていますから、最低でも水と食料、宿泊施設が確保できるかを確認しておくことが大切です。

被災直後は救助活動や緊急車両の往来で混乱し、通常通りに道路を使って帰宅できるとは限りません。建物の損壊や倒壊すれば歩道を通行できない歩行者は車道を歩くことになりますから、救援物資を運ぶ車両は十分な活動ができないことも考えられます。

予測不可能な状況の中で帰宅するわけですから、帰宅経路をあらかじめ確認しておくことが大切です。

帰宅経路を設定するための基準をいくつか挙げてみます。

  • 避難所・一時避難所
  • 公衆電話
  • 自動販売機

帰宅経路の道路が通行できない状態になっているなど、予定通りに帰宅できるとは限りませんから、休憩地点・宿泊地として避難所の利用を考えておくのは必須条件です。避難所は、各自治体が発行しているハザードマップで確認することができます。

家族への連絡手段として一番つながりやすいのが公衆電話だとされていますから、避難途中に連絡を試みるための手段として頭に入れておいてください。

災害時には無料で飲み物が提供される自動販売機の設置が進んでいますから、水分補給や疲労回復のために甘いものを口にする手段として有効に利用しましょう。

このような点を考えながら避難経路をいくつか作り、休日などを利用して実際に歩いてみれば、地図だけではわからない情報をみつけることもできるはずです。