避難の種類

災害に避難はつきものですが、一口に避難といっても種類があるのをご存知ですか?

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避難の種類

避難には、1次避難・2次避難・自宅避難(在宅避難)の3種類があり、それぞれ緊急度や持ち出し品が異なります。1週間分の食料や水を確保しましょうという声をよく聞くため、避難の段階を理解している人は少ないのではないでしょうか。

一時避難

地震による津波、台風など大雨・大風による水害や土砂災害、ビルや住宅の火事による建物火災など、緊急事態に遭遇したら1秒でも早く安全な場所に避難することが大切です。

避難途中で忘れ物に気付いても、絶対に戻らないでください。

そのため持ち出すものは、1日生き延びるのに必要なものだけにします。具体的には、ウエストポーチに収まるくらいが適量です。

10kg以上も詰め込んだ持ち出し袋を担いで、10分・15分も走れますか?

一時避難に必要な防災グッズ

一時避難グッズは津波による高台への避難などを想定していますから、近くに安全な避難所があれば必要ありません。

  • ペットボトルの水 500ml
  • ビスケットやカロリーメイトなどの携帯食料
  • アメ・キャンディーなど
  • 救急絆創膏
  • ガーゼ
  • タオル
  • 免許証・保険証のコピー(身元確認のためにも)
  • 硬貨(100円と10円で数百円)
  • 携帯ティッシュ
  • 眼鏡ケース(眼鏡をかけている人だけ)
  • キーホルダータイプのフラッシュライト
  • 防寒シート

防水加工のウエストポーチはなさそうなので、それぞれジップロックなどに入れておけば雨の日でも安心です。

最低限これだけあれば、大きなケガをしていなければ1日くらいは生き延びられます。ウエストポーチの重量とあわせても 1kg強なので大人なら余裕で避難できます。

小学生以上のお子さんがいる家庭では、飲料水と食料だけ入れても 1kgに収まるはずなので、避難に支障はないはずです。

大雨のときに長靴で避難する人がいるようですが水量によっては簡単に脱げてしますから、紐で固定するスニーカーなどで避難してください。

二次避難

一時避難で身の安全が確保できて、十分な安全が確認できたら二次避難に移ります。大地震が発生した地域では自宅が安全だと思っても、余震で倒壊した例もありますから避難所に移動したほうが安全です。

ラジオからの情報は広域に渡るため、地元の状況がどうなっているかはわかりにくいものです。各避難所には自治体の職員や自治会の役員が常駐していますから、最新の情報を入手するためにも近くの避難所に移動しましょう。

自宅が無事で備蓄品を取りに行けるようであれば、準備しておいた非常持ち出し袋や防災用品を避難先に移動してください。

避難所に用意している防災用品は最低限の生活ができるものしか用意されていないはずですから、自分や家族の生活に合った備蓄品を使えればより快適に過ごせます。

自宅避難(在宅避難)

自宅で生活するための安全性が確認できたら、自宅避難(在宅避難)に移ります。

避難所での集団生活より自宅で過ごすほうが、トイレや着替えなどのプライバシーも確保できるので、同じ不便な生活でも安心できます。火も自由に使えるので、避難所よりは食生活も豊かになるはずです。

平常どおりの生活に戻るには長い期間がかかるでしょうが、避難の手順を知っておくだけでも身の安全が確保しやすくなります。

被災経験がない人に限って「非常持ち出し袋なんて用意しても、持ち出せる余裕があれば必要ないんじゃないの?」とTwitter などで発言しています。

昔から「備えあれば憂いなし」といわれるように、防災グッズは使わないに越したことはないのですが、ちゃんと備えをしている人は自分や家族の安全を守ることができます。

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