乾電池を備蓄として準備されている方は多いと思いますが、いつ購入したものか覚えていますか?
いざというときに「電池切れで使えない」ということのないように、乾電池も定期的にチェックしておきましょう。
あまり知られていないのですが、乾電池には『使用推奨期限』が書かれています。この期間までに使ってくださいという賞味期限みたいなものですね。
乾電池のマイナス側(平らなほう)の側面に書かれているはずですから、お手持ちの乾電池に十分な期限が残っているか確認しておくと安心です。
海外製の乾電池には使用推奨期限の印刷されていないものもありますが、そんなときはマイナス側の面を注意して見てください。
新しい乾電池ではマイナス面は平らになっていますが、古いものは少し盛り上がっています。テーブルなど平らな所に立たないものはかなり古いと考えられますから破棄したほうがよいでしょう。
照明器具には消費電力の少ないLEDが使われていることが多いため、たくさん準備しておく必要はないと思いますが、ラジオなどは音量によっては使える時間が思ったより短くなることもあります。
どれくらいの時間使えるものか試してみて、必要な本数を準備しておきましょう。
普段何気なく使っている乾電池ですが、災害時に乾電池が減っていくと心細くなるものです。大量に買い込む必要はありませんが、どの種類の電池を何本用意しておけばよいかの目安を知っておくことは大切なことです。