スニーカーで注意したいこと

災害時にスニーカーで避難するときの注意点をいくつか挙げておきます。

sneaker

スニーカーで避難するときの注意

多くのサイトでは徒歩での避難ではスニーカーを履くように書かれていますが、意外な落とし穴もあるので注意してください。

がれきはなるべく避ける

丈夫なようなスニーカーの靴底ですが、がれきに不注意に近づくと鋭利な破片が靴底を貫通してしまうこともあります。

歩けなくなると救助までに相当な時間がかかることもありますし、傷や周囲の衛生状態によっては破傷風にかかり重症になることも考えられます。危険な場所はなるべく避けて、安全な道を歩くようにしてください。

履きなれた靴ですか?

普段使いに利用しているスニーカーであれば疲れをあまり感じずに長距離を歩くことができますが、災害用にと準備しておいたものであれば、靴が足に馴染まず靴擦れを起こすことがあります。

新品のスニーカーを履くのであれば、安全な場所にいったん避難してから、踵に絆創膏を貼ってください。これだけでも靴擦れによる傷をかなり防ぐことができます。

靴ヒモも柔軟性が低いので、足の先端はゆるく、足首側はきつく締めることで靴が足にフィットしやすくなります。

避難用の靴を用意する

作業用品のショップでは、厚さ2mmほどの踏み抜き防止インソールを扱っていることがあります。普段履いている靴よりワンサイズ大きな靴を用意しなければいけませんが、万全を期すならお守りがわりに用意しておくのもいいでしょう。

時々は散歩に使って足に馴染ませておかないと、長時間の移動はきついと思います。

どんな道を想定するか

大震災の経験がなければ、実際に道路がどのようになっているのかを想像するのは難しいと思います。写真などで見たことがあっても、実際の現場とは全然違うと思っておいてください。

アスファルトはかなり破壊されていて、岩山のようになります。数十センチ以上の高さで折り重なるようになっていることもありますから、よじ登れたとしても危険なのは降りるときです。安全が確認できないのにジャンプして降りるのは、かなり危険なので避けたほうが無難です。

その上にはビルや建物のがれきが積もっていますから、歩いての避難はかなり困難になります。余震によって崩れる危険もありますから、できるだけ近づかないほうが安全です。

電車が完全にストップしているのであれば、線路が避難路になることもあります。砂利と枕木の上を歩くことになりますが、道路よりは安全だといえます。

線路内に立ち入ることは法律で禁止されていますから、実際に体験することはできませんが、近くに砂利道があればスニーカーで歩いてみると疑似体験はできるはずです。