『東京防災』について

東京都が都民に配布している約300ページの冊子『東京防災』は、東京都民に限らず知っておきたい情報が満載だということで、全国的に人気を集めています。

bousai東京に住む知人は東京防災が配布されると、すぐに防災用品の備蓄を始めました。今まで防災には無関心だった知人を行動へと駆り立てた、東京防災を紹介したいと思います。

東京防災を入手する

東京都民以外の人でも入手できるようにと、都民情報ルームや都内の主要書店でも140円(税込み)で発売されましたが、予想以上の人気のため調査時点では入手ができない状況です。

東京防災はWebでも読めます

『東京防災』はWeb版もあるので、インターネットがつながれば、どこからでも読むことができます。

https://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/index.html

実物を見ていないので推測ですが、ページ数が同じなので冊子版と同じ内容を見ることができるようです。

通販大手のAmazonでは、東京防災Kindle版が無料で配布されています。ディスプレイが8インチ以上ないと読みづらいので、こちらはタブレットにインストールしておけばいつでも読むことができます。

東京防災の人気の秘密

『東京防災』がこれほどの注目されている理由は、どこにあるのでしょうか?

東京防災は、地震にとどまらず集中豪雨や落雷、火山の噴火やテロ攻撃にいたるまで、幅広い災害を想定していることが一番の特徴でしょう。

災害前にできること

災害に備えて今すぐ出来る10のアクション」では、水や食料の備蓄を始め、家具の転倒予防や室内の安全を確認すること。

家族で避難先を確認しあったり防災訓練に参加することなど、10項目が挙げられいます。

さらに本編では、この10項目についての詳しい解説がなされ、チェックシートで家庭や職場の防災状況を確認できるようになっています。

最小限備えておきたい備蓄と、できれば準備しておきたい備蓄についてチェックリストが用意されているので、これから取組む人はもちろん、すでに準備をしている人にも役立つはずです。

災害時の対応も詳細

実際に災害が発生したことを想定して、シミュレーション形式で本編が進みます。

地震発生時の対応・直後の行動を、自宅だけでなく駅や電車内、繁華街・地下街なども想定しています。

避難生活の知恵

大災害の発生後には、多くの人が避難生活をしている場面をニュースなどで観たこともあるでしょう。

今までの災害から、様々なノウハウが蓄積されています。

窮屈で品不足の避難生活を少しでも快適に過ごせるような知恵が、『東京防災』では惜しげもなく公開され、しかもシチュエーションごとにまとまっています。

『東京防災』から学ぶこと

本格的に充実した内容が書かれている『東京防災』ですが、この本は1回読んで終わる小説として扱うと、何の意味もありません。

過去の教訓を生かして

東日本大震災は2011年に必ず来ると誰もが信じていましたし、テレビや新聞でも連日注意を呼びかけていました。

しかし現実には、最悪の結果を引き起こしてしまいました。

『東京防災』1回読んで終わるのではなく、行動することをあなたに求めているのです。