2018年(平成30年)に発生した災害の特徴

2018年(平成30年)は、大雨や台風など雨風による被害が多く発生しました。

地震と異なり事前に予測可能な災害ではありますが、その被害は想像を超えるものとなりました。

雨風による被害は、都市部と山村部では大きく異なるものがあります。

都市部での特徴と対策

都市部では高層ビルの修繕作業などで足場が崩れたり、屋根の一部が飛んでしまう被害がでました。風速50メートルを超えると、電柱が倒されるほどの強風になります。

都市部では住宅密集地が多いため、僅かな時間で大量の飛散物が飛び交うことになります。雨風が強くなると下を向いて走ることが多いですが、上からの落下物にも十分な注意が必要です。

東京など海抜0メートル地帯が広がる地域では処理しきれない下水があふれ、場所によってはマンホールを吹き飛ばすほどの勢いです。

風の対策
風に対する対策としては、外出しないか外出中であれば屋内に避難しましょう。

自宅など屋内にいるのなら、外から飛んでくるものが窓ガラスを破って室内に入ってくるのを防ぎましょう。

強風になる前に窓を閉め、厚手のカーテンを閉めます。これでカーテンが盾になって室内に散乱するのを防ぐことができます。

強風になってから窓を閉めようとして、風の勢いで室外に放り出される事故も発生していますから、早め早めの対策を心がけてください。

雨の対策
外出中に大雨にあった時は、高い場所に避難するのが鉄則です。水は高いところから低いところに流れるので、地下は一番危険な場所になります。地下街や地下鉄のホームにいるのであれば、1秒でも早く避難しないと、階段を登れないほどの勢いで水が流れ込んでくることもあります。

山間部での特徴と対策

一方山間部では、土砂災害の被害が目立ちました。

日本は急な傾斜が多い地形のため、大雨や地震が原因となって土砂災害が発生しやすくなっています。

対策
多くの自治体ではハザードマップを住民に配布しているので、自分の住んでいる地域が危険ではないか、安全に避難できる場所はどこなのかを知っておくことが大切です。

広島で土砂崩れが発生した場所の実に7割が、警戒地域に指定されていたというデータもあります。自分だけは大丈夫と過信せず、早めに避難していれば防げた被害もあるのです。