安全な飲み水の保存方法

大きめのペットボトルに水道水を備蓄する方法は広く知られているので、実践している人も多いことでしょう。ところが、通常の保存方法では、水道水が安全に飲める保存期間は3日間といわれています。

ペットボトルの水の保存期間を長くする方法

これでは、推奨されている一週間程度の備蓄をしていても、あっという間に保存期間が過ぎてしまい、安心して飲める水が不足することになってしまいます。

そこで、長期間の保存が可能な方法を紹介していきます。

ペットボトルには空気を入れない

2リットル程度のペットボトルに蛇口から水を入れます。ここまでは誰でもやっていることですが、更にコップで水を継ぎ足してペットボトルの口から水があふれたらキャップを閉めます。

これで空気中の雑菌を一切遮断することができるので保存期間が伸びます。

下の写真は、実験をしてみた結果です。左のペットボトルは少し空気が入った状態でキャップをしています。わかりやすいように水を多めに抜いていますが、実際には黒いプラスチックの下あたりまで水を入れていました。

右のペットボトルには先ほど説明した方法でペットボトル一杯に水を入れてあります。

違いが早く出るように屋外の日光が当たる場所に、10月中旬から11月中旬まで放置したのが以下の写真です。

bottle_wide

bottle_closed

空気が入っている左のペットボトルは、水が少し濁って底にはカビが生えているのがわかりますね。わずかな空気中の雑菌だけでも、これだけの違いがあることがわかると思います。

今回は気温が下がり始めたころから実験を始めましたが、真夏であればもっとはっきりとした結果が出たでしょう。

しかし、これだけでは安心して飲める水とはいえません。そのためには・・・

ペットボトルには光を当てない

水道水には消毒薬の塩素が含まれています。金魚やメダカなどを飼った経験のある人なら、水道水をそのまま水槽に入れてはいけないと教わったことがあるでしょう。

塩素の効果を消すためにカルキ抜きの薬を入れるか、直射日光が当たる場所に一昼夜放置してから水槽に入れます。

そうです。塩素は光に当てることで効果が激減してしまうんです。逆に真っ暗な場所なら効果が長続きすることになります。温度のことも考えると冷暗所が適しているといえます。

理想的なのは冷蔵庫ですから、自治体によっては常温と冷蔵庫による保存可能な日数を調査してホームページ上で公開しています。

いくつかの水道局を調べたところ、常温で4日間から2週間、冷蔵庫で1ヶ月から3ヶ月という結果がでています。保存期間が違うのは水源の水質と塩素の量だと思われます。

季節による気温の違いもありますから、常温であっても夏と冬では保存可能な日数が変わってきます。

まとめ

成人が1日に必要な水は3リットルですから、備蓄1週間分で21リットル、2リットルのペットボトル7本以上が必要になります。冷蔵庫に入れようとしても、とても現実的な数字ではありません。

そこで最近注目を集めているのが、ウォーターサーバーです。家族の人数や使用量に応じて12リットル入りのボトルを必要な本数だけ備蓄することができます。

普段の飲み物や料理にも活用できるからローリングストックとしても最適ですし、重たいペットボトルのミネラルウォーターを買いに行く必要もありません。。

(本契約)